第19回我孫子アートな散歩市
#我孫子アートな散歩市
#我孫子アートな散歩市2019
#mihoko ishikawa
#石川美穂子
#インスタレーション
#孟宗竹
今回は一番人気スポットにて
私の長年の夢
竹の芽吹きを表現したいという気持ちを
やっと完了することが出来ました。
5月でギリギリたけのこが伸び
いけばなでもあまり見かけない
たけのこの芽や芽の皮。
何故かというと御承知の通り
成長が早い竹で旬の状態と展示をあわせることは実に難しいことだからです。
いつかやりたいとずっと狙っていました。
「葉が生えていない竹を使いたい。」
たけのこの芽はあっという間に一日で
ぐんぐん成長します。
ありましたありました。
ずっと私が夢抱く見たかった竹の姿を。
高く高く伸び
先にはたけのこの皮が付いています。
そしてたくさんの皮は
ぱらりぱらりと毎日、空から自然に落ちてくる。
運が良いか悪いか
普通の青竹を使いたかったのですが
こちらの庭園は孟宗竹しかない。
お陰で大きな大きな
皮を使用することが出来ました。
普通より巨大ですから。
展示などいけばなで使われるのも
美しい綺麗な青竹です。
孟宗竹はやや白がかかり、
そして重く、分厚い為、
普通は使われません。
それは
野外展でも経験していた為に
十分承知でした。
がしかし、上手くいくかは私の挑戦でした。
割竹にしてしなるか河一番の心配でしたが
理想的に上手くいきました。
自分の中で生という難しさもありましたが
やっと完結した気持ちです。
そして今回は、山頭火や花など言葉と共に
版画を野外で展示されていた
実力ある野村さんとご一緒出来
最高に幸せな時間でした。
版画家・野村正義さんの作品を画像で拝見し、色合わせも同じに。
皆さまからも息のぴったり合った展示で
素晴らしいとたくさんお褒めのお言葉を頂きまして嬉しい限りです。
竹の芽の息吹きと野村さんの春の版画との組み合わせも私の中で最高のコラボになったのではと思います。
( 続く )
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