Noir展 Kanonギャラリー2018.10/22-27
ルイーズ・ニューヴェルスン1900〜1988
ウクライナ出身アメリカ人彫刻家
捨てられた家具・日用品の廃棄物わや集め、
これを切り刻んで、黒い箱の中に寄せ集めた。
廃棄されるものを組み合わせて新たな生命を与えるという「Noir/黒」を今回テーマになっています。
私は朽ちて水の中で、新たに腐葉土になっていく蓮の葉を素材に選び、
平面コラージュ化してみた。
縮んでしまう葉を平面化することをやってみたかったので
とても楽しく制作できた。
やはり私は作るという作業がとても好きなんだと思う。
蓮は日本一の広さの蓮の群生地の手賀沼の側に住んでいる為、大変身近で
私のテーマにしていたので、
今回は生から枯れるところを見届けながら
色を加えて新たに命を吹き込み、
夢・灯・命 というタイトルを入れた。
あえて黒は少しにしていずれ劣化していく未来を想像しながら。
遺伝子の研究を息子がしているため、
研究が進む医療面から私も様々なことを感じることも多く、
寿命を延ばすことに繋がる研究と
生命を考える点で
何か遠いところでだが
アートとして
ほんの少しだけ似ているような気がして
そんなことも考えながらの作品になった。
同時にカタチを変えたもの・大きな作品も制作したので、また、どこかで発表出来たらと思う。
平面だけを感じる撮影(下)
0コメント